Player:iPhone 13 Pro (Straight Out)
↓Bluetooth Connection
Amplifier:Nobsound NS-01G
↑Recording
Camera:iPhone 13 Pro (1080p HD/60 fps With Built-in Stereo Microphones)

1974年頃のPIONEERのモジュラーステレオのスピーカー部です。16-719Fという、コーンの見た目はPE-16にそっくりな16cmフルレンジユニットが搭載されています。1970年代初頭頃から、PIONEERはフルレンジの名機PE-16をベースにしたフェライトマグネット量産ユニットを24時ステレオというシステムステレオのスピーカーに組み込んでおり、本機もその一つです。PIONEER自身が『NHKモニター仕様PE-16タイプ採用』とカタログに記載しておりましたので、もちろん純PE-16と同等ではありませんがでたらめでもありません。

16-719Fは直径60mmマグネット磁気回路ですが、実は本ユニットより前にさらに大型の80mmマグネット磁気回路を積んだ16-703F-1というユニットもあり、厳密にはそれよりもさらにコストダウンされたものです。ですがコーン部分などはほぼ同じで、出てくる音もこれはこれで汎用16cmユニットとしては十分素直な物です。バスレフ開口部は16-703F-1を積んだ以前のモデルより小口径でポートも排除されていることから、本機は積極的に低域を狙わず、ユニットの特性に応じて素直な音の出方を狙ったように感じます。実際初めて聴くまでは16-703F-1よりもっとショボイ音だと思っていたのですが、正直ブラインドテストで2つのユニットの違いを聴き分ける自信がありません。バスレフポートのチューニングの違いなどもあると思いますが、それ位これはこれで全然悪くないユニットに感じました。

バスレフポート以外のBOX構成はほぼ変わらず、背面板以外は良い意味で引き続き合板で、サイズも以前と同サイズの大型で鳴りっぷりはやはり良いです。またボルト対角ピッチが155mmと汎用性の高いサイズなため、様々な16cmと入れ替えて違いを楽しむのにもぴったりなBOXです。

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